おまけ・牧師のぐち(続日記)牧師だって神さまの前でぐちります。ぐちらない聖人(牧師)もいますが。(2月18日~24日)
おまけ・牧師のぐち(続日記)牧師だって神さまの前でぐちります。ぐちらない聖人(牧師)もいますが。
土)他教会の牧師がボランティアでカンボジアに出張ために葬儀が出来ずに私が代わりに引き受けた。知らない方なので遺族と事前に話をして、寄り添えるように努力した。形だけの葬儀にはしたくなかった。長い牧師生活の中でこういうことがある。葬儀も終わり、お疲れだと思い遺族の方に慰めとお疲れがとれますようにとメールを送る。そういえば、ブラジルの時代に、自死したカトリック教会の青年活動に熱心な青年が教会で葬儀してもらえず葬儀を頼まれ、行ったことがあった。これも見知らない方だったが遺族に寄り添いながらどこまで出来たのか今も思う。寄り添っていく、イエスさまに委ねるしかない。
日)いつものように掃除から主日の準備が始まる。今時がメディテーションの時間。教会学校、礼拝、祈りの会、女性会。終わり遅い神学生と昼食。久しぶりにルターの「キリスト者の自由」を神学生と読むが、食事の後で頭が回らずに眠気がさす。明日、彼は進級面接だと言う。不安と嫌な気持ちでいるのだろうか。夕礼拝、一組の夫婦、親子、娘の代わりに来られた親父さんとともに。いつも来られる方が来られないどうされたのか案じる。ブラジルはカーニバルか。
月)薬を一週間取りに行っていないので病院に行き、帰りに近くの信徒さんのところに週報など印刷物を投函。午後から本部に負担金を納めに行き、後に全国常議員会に出席。夜、親しい牧師と食事。色々と話していると最終電車を超える。始発を待って帰る。まあ、こういうのを無茶と言うのかな。でも朋遠方より来る。楽しからずや。
火)眠いが常議員会に出席。報告も終わり、午前中で退席した。こういうお役目も最後と呟く。会議には少々、疲れ気味になっている。神学生は進級したと神学校校長から聞き肩の荷をおろす。
水)幼稚園の誕生会、昼食食べてH幼稚園に「聖書のまなび」に出かける。また、労務管理で働き方について職員に説明するがさてどれほど理解されあだろうか。何よりも職員の労働環境を守らなければならない。引き返し数分遅れて到着。「灰の水曜日」の礼拝をする。レントに入る。神学生と家内と遅い夕食。こういう時間をゆっくりと過ごし、いくらか学生のためにお役に立ちたい。
木)祝日で、ゆっくりと過ごす。家内と「土を喰らう」という映画を観に銀座まで行く。「こういう田舎の生活も良いわね」と珍しく家内が言う。畑を起こしながら牧会か。沢田研二の主題歌「いつか君は」は、癒しの満ち溢れた音楽。
金)礼拝、職員会議と一日があっと言う間に過ぎて行く。次男の誕生日。プレゼントを購入に行く。いろいろと店を周り、日常なもので良いだろうと思い。丸首のシャツとチョッキを購入。偶然、孫と嫁に合う。一ヶ月、見ない間に大きくなった。次男に渡すと服は最悪のプレゼント言われる。確かに好き好きがあるからなあ。誕生日おめでとう。2024年の3月の引退後をどうするのか心配してお電話をいただく。感謝。それまで生きているだろうか。