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おまけ・牧師のぐち(続日記)牧師だって神さまの前でぐちります。ぐちらない聖人(牧師)もいますが。 (11月26日から12月2日)

 

)皆に慕われていた方の葬儀。共に信仰の歩みをしたブラジル時代の姉妹、大森教会の女性会、信徒の方が出席くださる。爽やかな葬儀だった。私の心は身を切られる寂しさでいっぱい。大事な時にいつも笑顔で一緒に歩んでくださった。気を紛らわすためか、予約していた日本橋の落語会に行く。彼女なら許してくれるだろう。「お疲れさまでした」という声を聞く。感謝。

)どうも動揺しているのか日にちを勘違いし、12月だと思って準備している。彼女のことを報告すると涙が出てくる。日曜日に仕事のある方が到着し、夕礼拝を始める。「夕礼拝に出席しなくては心が落ち着かない」と励まされる。ブラジル時代を除いて、牧師なってずっと夕礼拝をしていて良かった。初めは昼間バイトをしている高校生のために開いた。礼拝のために人がいるのでなく、人のために礼拝がある。

)園長が濃厚接触者になったので代わりにH幼稚園に行く途中、本部に負担金収める。予算編成、事務処理。

)豊田市在任時代に生まれた友人の子に結婚式を挙げるので司式を頼まれ、結婚講座を開いている。息子らと同じ自由学園女子部だったので話は通じる。あの赤ちゃんが結婚か。今日は、家内と夜、食事に行く予定だったが、雨と風で中止。キリスト教的にはないが、召天初七日であったのでご遺族の方々に電話、メールで慰めの言葉をかける。神学校生時代に「初七日。四十九日・・・」は、遺族の悲しみを受けて慰める遺族への周期儀式だと文化人類学で勉強した。単なる儀式でなくそこには人をいたわる思いがあることを忘れてはいけない。

)午後から羽村に行き、2023年度予算と諸事務をする。帰りは駅前のおばさんらの焼き鳥屋で楽しみの焼き鳥三本を食べる。夜、葬儀の折り、陰で手伝ってくれた家内にお礼で、新橋で待ち合わせをして、夕食を一緒にする。ドイツ料理。といってもビール2杯とソーセージのコース。お腹が満腹。いつまで一緒に居れるか分からないから二人の時間は大切にしていこう。別府、ブラジル、刈谷・豊田、静岡、名古屋、東京とよくここまで来たものだ。他の幼稚園の方と電話で話す。みんな時代の中で苦労されている。

)午前中、H幼稚園の職員採用の面接をして、引き返しO幼稚園の事務の打ち合わせだったが、ご両親が青春期をこの教会で過ごされたとお子さんが来て下さる。記念誌70年史を渡す。そこにご両親が載っておられ感動されていた。不思議な時間だった。70年史を作っていてよかった。夜、オンラインでの聖書の学び、慣れて皆で交流が出来た。これも不思議な時間。

)礼拝を終えて、H幼稚園に忘れ物を取りに、誕生日を迎えた職員へ誕生日カードを届けに行く。何の花か分からないが冬の空に似合う。往復3時間?よく動く。帰って、職員会議。子供とご両親に寄添っていくにはとみなで意見交換。今週も何をしたか分からず、あっと日々が過ぎていったが、人生の前がないので見る景色が愛おしくなる。