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おまけ・牧師のぐち(続日記)牧師だって神さまの前でぐちります。ぐちらない聖人(牧師)もいますが。(10月22日~28日) 

おまけ・牧師のぐち(続日記)牧師だって神さまの前でぐちります。ぐちらない聖人(牧師)もいますが。 

)庭の手入れをし、何をするというわけでもなく、ゆっくりとしながら、旧神学校校舎の建築業者、設計者が誰かを調べる。調べれば調べるほど資料がない。建築業者は辻組(現九州建設)であるが、辻組の社史には記載がなく、(後で辻組が戦争で資料が焼けて、ないところを、資料を提供いただき感謝の手紙をいただく)神学校50年史には記載れている。はて?ヴォーリス設計と言われていたが、ヴォーリス社にも記載されていない。もし、辻組なら、この当時、名工と言われた棟梁は図面なし、あるいは荒図面、デッサンで、教会を建てている。大浦天主堂の天草出身の小山棟梁、軽井沢。聖パウロ教会(設計はレーモンドだが荒設計)の日光の棟梁。辻さんはアメリカに建築を知るために遊学しているから、もしかしたら設計者なしで、建築したかもしれない。時間があり、旧神学校校舎は誰の設計で、誰が建てたかを調べている。最後はアメリカルーテル教会に問いあわせるしかない。こいうことは大好きである。

)朝、週報の間違いに気づき修正。思い違いが多い。約束が3重になっているのに気づき訂正のメールをおくる。抜け落ちるのも出てきている。礼拝後、小平霊園に神学生と家内と墓前の祈りに出かける。墓前の祈りをささげる時期になった。小平霊園から始まり創立者の眠る横浜外人墓地と墓参りの時。夕礼拝、玉川聖学院の子が明日から九州修学旅行だという。明日は長崎。飛行機到着時刻が近い、「会えるといいね」と別れる。

)「全国園長研修会」で長崎に向かう、玉川聖学院の子と昨日の夕礼拝後、話していたように、長崎空港で出会う。旅行を楽しんで欲しい。こちらは勉強。次世代の交代を意識してか、三代目の理事長、校長が偏差値のない高校を高い偏差値をもつ高校にどう立て直したかという講演。他に少子化など社会の大きな変化の中でこれをどう捉え、これとどう向かい、どう展開させていくかという講義。夜の親睦会で質問する若い園長がいた。若いなあと思っていた彼に「先生」と呼びかけられる。創立者の祖母がルーテル教会の会員で、高校時代に教会に来ていた子だった三代目。夜、親睦会が終わり、飲みに出る。幼稚園、認定こども園、保育園と13の園を祖母、お父さんが築いた園を将来、経営していくのだと思いを馳せる。奥さんは玉川聖学院出身。玉川聖学院から始まり、今日の落ち。

)研修最終日。早朝、起きて昨日、見えていた中町教会へ行くが、ミサは終わっていた。祈って、研修会場に。「少子化での幼稚園経営」について学ぶ。家内に長崎ガラスの髪の毛を結う紐を購入。福岡の実家に移動、兄に九十九島せんべいと大宰府の梅が枝餅を購入して持っていく。兄が墓じまいをしたいと言う。結婚していない兄にしてみれば墓は気になる所。死んだらどうするということも出来ないから、後は金だけ残して、私の息子たちに任せれば良いというが納得いっていなようだ。私が死んだら骨を捨ててしまえと日頃から言っている私の言葉は説得力がない。

)実家で、少し寝坊させてもらって、昼前に墓参りにいく。兄と久しぶりに昼食をし、子どもころ住んだ町に行ったり、時を静かに過ごす。二人ともよくここまで来た。夜、東京に帰宅。家内のために梅が枝餅を購入。博多はクリスマスの準備。

)聖書の学びは、引き続き「五木寛之と佐藤優の対談」の本を通して、学ぶ。今、起きているロシアのウクライナ侵略は、ヨーロッパの歴史の中でいつの時代も起きている。征服・略奪。こいう歴史があっても、決して歴史は繰り返してはいけないという決意こそ大切だ。歴史から学ぶなければ、歴史からしっぺい返しをくらう。おろかさばかりが目立つ。

)幼稚園の芋ほり遠足。思ったより行き帰りに時間がかかり、その上、掘り残した畝を掘り、少々疲れた。夜は、落語の面白さを教えた方が転勤され、行けなかった落語の一之輔さんの独演会の切符を購入していたので聞きにいく。私は単に落語を楽しんでいるのだが、彼は落語を深め、演目を語れるようになっていた。そこに趣味の違いがある。一之輔さんが乗ったのか、最後の演目の始まりが終演の時。それでもやる。面白さ、迫力、魅惑させる話芸に芋ほりの疲れもどこかに飛んでいった。兎に角、楽しい。